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茗荷谷・ワイアール星人 [散歩/文京区]

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撮影:2012年2月
丸ノ内線茗荷谷駅を出てすぐの線路沿いにあるマンション。ご覧のようにファサードはツタに覆われていて形が判然としません。5階建てのこぢんまりとした物件ですが、四季折々違った表情を見せる愛嬌のある建物です。ところで私はこれを勝手にワイアール星人と呼んでおります。怪獣ファンの方におきましてはご納得いただけるでしょうか。

鐙坂上から真砂町方面を望む [散歩/文京区]

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撮影:2012年5月
先にアップした「菊坂裏のアレツ」に写る巨大マンション建築中の一コマ。その複雑な形を反映して、ブルーシートで覆われているときから異様な存在だった。まるでクリストのラップ系作品の様な趣がある

菊坂裏のアレツ no.1 [散歩/文京区]

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撮影:2012年1月
本郷菊坂と平行して走る小道。江戸時代の古地図には「アレツ」と書かれている。「荒れ地」のことではないかと思うのだが確証はない。川、というより用水路を暗渠化した道らしく雨の日にはマンホールから“ざあざあ”水の流れる音が聞こえて楽しい。この右手に一葉の井戸や炭団坂がある。正面の巨大マンションの鉱物的フォルムにより異様な景色が出現している。古い街並みが好きだが、ここばかりは件のマンションがセメント工場だった時より面白い景色と感じる。

松岡漢方堂薬局 [散歩/文京区]

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撮影:2011年5月
文京区大塚3丁目。不忍通りと春日通りの交差点界隈にはかつてアーケード街があった。しばらく頑張っていたあのアーケードが無くなったのはいつ頃だろう。並んでいた看板建築も数軒を残して取り壊されてしまった。その残り少ない生き残りがこの薬局。2012年2月現在建物自体はまだあるが、数ヶ月前に1階部分をベニヤが覆ってしまった。剥製屋も最近リフォームされて、この並びでの主な見物は蕎麦屋と風呂屋の2軒だけになった。

御殿坂の塀 [散歩/文京区]

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撮影:2011年12月
小石川から白山下に抜ける小径。小石川植物園を取り囲む塀が延々と続く個性的な坂道だ。その塀が一部取り壊された。もともと急作りの事務的な様式の塀でもあり存置は望むべくもないだろうが、個人的にはその傷み具合とダイナミックな段々具合がお気に入りだった。壊されたのは2012年1月現在、御殿坂にあたる部分だけだが早晩全て改修されてしまうのだろう。

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撮影:2012年1月

スタイルマネキン商会 [散歩/文京区]

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春日通りを文京区役所前から大塚方面に向かって登り切った所にあった建物。少し先には伝通院があります。この界隈は江戸時代には大木が生い茂っていたらしいです。工場のような寮のような外観を持つ、かなり大きな物件でした。「スタイル」がローマ字表記になっているところがなんともチャーミング。現在は取り壊されて跡地にはマンションを建設中です。

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撮影:2010年10月

本郷館の取り壊し [散歩/文京区]

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数年前から噂されていた、本郷館の取り壊しが現実のものとなってしまった。取り壊しの数日前に訪ねてみると、森川町の一角で簡単な回顧展が行われていた。展示している写真により内部の様子を初めて知った。別れを惜しむ人が三々五々集っていて、妙な仲間意識を感じてしまう。古建築を趣味にしている身としては、馴染みの物件の取り壊しに立ち会うのは半ば日常化しているが、この本郷館は大物中の大物だっただけに淋しさも大きいものがある。

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最初に見たのは30年前、20代のはじめころだった。勤め先のある本郷を散策していて突如現れたこの建物のインパクトの大きさといったらなかった。以後何度となく立ち寄ったが、立て込んだ路地裏に建つその立地が、いきなり目の前に現れる劇的な効果を演出していて初見のインパクトが薄れることはなかった。カメラを向けるとすぐに管理人に注意されるので、あまり写真を撮れなかったのが残念だ。

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撮影:2011年8月


本郷・旅館つたやの忍び返し [散歩/文京区]

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撮影:2010年5月
塀の上に付けた泥棒除けの障害物を忍び返しというらしい。お屋敷町などでたまに見かけますが、剣呑な感じであまり気分のいいものではありません。モダンな新型も売られているので今でも需要がある防犯グッズのようです。実際塀の内側からだとこのトゲトゲした感じが頼もしく見えるのかもしれません。ここ本郷の古い旅館街の一角にもレトロなデザインの忍び返しを装備した旅館があります。旅館というのも窓からの進入による盗難被害がけっこうあるということでしょうか。あるいは痴漢、覗き対策が主たる目的なのかも。見ていると痛そうで気持ちがざらついてきますが、装飾性のあるデザインのせいか古い家並みにそれなりに溶け込んではいるようです

東大・安田講堂前の雪祭り [散歩/文京区]

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珍しく東京で大雪が降った翌朝、散歩で東大を訪れてみると安田講堂前に何基かの雪像が出現していた。気温が高いせいもあって既に溶けかかっている。奥のミロのビーナスも力作だが手前の何かのキャラはたいそう立派な台座の上に乗っている。京大名物「折田先生 http://freedomorita.web.fc2.com/ 」にインスパイアされているように思うのだが考えすぎかもしれない。本格的に降ったのは前日の夜9時頃からだから、深夜から早朝にかけて手早く作った物だろう。お疲れ様です。楽しめました

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撮影:2011年1月

白山・初期iMac [散歩/文京区]

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撮影:2009年3月
白山にある、とある店舗の店先にうち捨てられていた初期iMacの残骸。なかなか良い色に灼けていて美しいところがデザインの素性の良さを表しています。デュシャンではありませんがそれなりの場所に展示をしたらけっこう見られるのではないでしょうか
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