死に地アパート若松荘 [散歩／世田谷区]
撮影：2002年7月
広い道路に接していない土地を死に地或いは袋地という。法的に建物を新築できないのでなかなか売るのが難しかったりする。かつて世田谷にあった若松荘は豪快といえるくらい極端な死に地にあったアパートだ。建物本体は特に変わった所のないごく普通の物件だが、そこにたどり着くには道路から廊下のように狭い通路を数十メートル進まないといけない。塀すれすれに京王線が走るので門の脇には踏切の警報器が建つ。新宿方面に向かう場合、アパートを出てから通路分は反対方向に歩かねばならず、若干いまいましいかもしれない。ググってみると建物本体は既に取り壊され、通路の入り口も閉鎖されているようだがこの通路はまだ残っている。
彼方に見える四段の階段を登った先が若松荘
門にはこの手のアパートには不似合いな忍び返しが付いている
階段から門を見る。郵便受けの数からすると全12室だったようだ
ウルトラマンのトサカ [散歩／世田谷区]
撮影：2003年7月
下北沢にて採取。寿司屋のウインドウから顔を覗かせるウルトラマン。ウルトラマンのトサカ（？にはこういう用途もあるんだね。
北沢・良忠荘 [散歩／世田谷区]
撮影：2006年7月
笹塚に住んでいた時、下北までぶらぶら散歩する途中このアパートを眺めるのが楽しみだった。笹塚から南下して途中井の頭通りにぶつかった所。ストリートビューで確かめてみると、名前付きでしっかり写っているので今でもまだあるのかもしれない。かなりの巨大物件で、メトロン星人の円盤も格納できそう。建物も相当きているが、前庭に当たる部分が特に荒れ果てているのは、井の頭通りの拡張予定地になっているからだろう。2枚目の画像に見える2階の流し脇にある扉からは小さな屋根の上に出ることになる。トタンで中途半端に階段のような作り込みがされているのだが、これは勝手口として使っていた頃の名残だろうか
