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改修中の御茶ノ水駅舎 [散歩/千代田区]

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JR御茶ノ水駅舎の改修がはじまって早8年経ちます。2018年10月現在ホーム上に建物を作るための人工地盤が出現しました。

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聖橋から見たホーム。こちらからの方がホームの上に張り出した人工地盤が良く見えますね。左手には古く美しい昭和仕様の跨線橋が頑張っています。まだそのまま使われていますが、計画を見るともうじき撤去されると思われます。

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ホームに並行して走る目抜き通りからは歯抜けになった聖橋寄りのこの一角以外、作業の様子は良く見えません。
撮影:2018年10月

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駿台下・雑居ビル群 [散歩/千代田区]

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撮影:2013年4月
駿台下にわずかに残る雑居ビル群。主婦の友社や明治大学といった大型レトロ建築が姿を消して界隈の雰囲気も随分と変わってしまいました。この並びにあった古本屋も中古レコード店ももうおぼろげな記憶の中にしかありません。古瀬戸珈琲店は、店内の空間が昭和の雰囲気を強く残していて良い感じですよ。

小川町・優美堂再訪 [散歩/千代田区]

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情け容赦なく移り変わる小川町界隈の風景の中で、「顔のYシャツ」と並び立つ名看板を持つ優美堂。しかしその愛嬌のある看板は順調に風化が進んで店名も読めないような状態になっています。この近くにあったYMCAホテルのような超名建築も、跡に立つ建物が2度も変わってしまいました。そんな移り変わりのはげしい都心にあってこの店舗はよく生き残っているものだと思います

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撮影:2013年3月

秋葉原・電気街 [散歩/千代田区]

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撮影:2012年10月
高校生の頃からオーディオにそこそこ興味がありました。最盛期には自分なりに頑張ったシステムでプログレなんかを聴いていたものです。しかし所謂マニアというにはほど遠く、既製品を組み替えるのが関の山でした。今でも自作派へのあこがれがうっすら残っているのと、昭和趣味が重なって秋葉原に出るとガード下の小間物屋街を歩いてみたりします。電気街口の顔ともいうべきラジオ会館が最近取り壊されてしまいだいぶ心許なくなりましたが、ガード下は相変わらず元気だったので安堵しました。リア用の小型スピーカー2本とスピーカーコード10mを買って1000円ほどでした。

神保町・神保町シアター [散歩/千代田区]

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撮影:2010年10月
若尾文子主演の「瘋癲老人日記」を観に神保町シアターに行った。谷崎潤一郎原作、エロボケというのか耄碌してなお性にすがる老人の物語。藤木TDC氏がラジオで「悶え」とともに推していたが期待通りの佳作だった。満員の観客は年配の男性ばかり。藤木氏の情報によると若尾文子特集はどこの名画座でも大人気らしい。上映直前「席取りに荷物を置いておいたのに座られてしまった」と、一人の客が騒いだ。列を一つ間違えていただけなのだが、耳が遠いのか観客の何人かが大声で指摘するまで気が付かないで怒っていた。そのボケ具合はまるでこれから始まる映画のプレイベントか予告編を見るようだった

御茶ノ水・御茶ノ水橋から聖橋方面を望む [散歩/千代田区]

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撮影:2010年10月
この特異な風景は、江戸時代神田川の流路を変えるために本郷台地を削った結果生まれたらしい。御茶ノ水の名前の由来となった湧水もその時の工事で失われたとのこと。その頃のここらへんの風情を懐かしむ人はもういない。時代は下ってここからニコライ堂がよく見えた時期もあったようだ。いつかはJRのホームが張り付いているこの切り通しも過去のものとなる日が来るのだろう。話は変わるが御茶ノ水駅前のカレースタンド“マコ”の味が忘れられない人がどのくらいいるものだろうか。ちょっと焦げたような味のカレーだった。ここを通る度にテント庇に描かれたご主人のイラストとともに想い出す

靖国神社・夜店の射的 [散歩/千代田区]

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撮影:2010年3月
今ではあまり見かけなくなった的屋。靖国神社には花見とみたままつりの年2回、由緒正しい的屋がたくさんの店を構える。この射的屋は簡易な構造なれど銃を置く台が半円形に作り込まれている省スペース設計。照明は裸電球3灯

神保町・外壁の本棚 [散歩/千代田区]

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このような外壁に取り付けられた本棚も滅多に見られなくなってしまった。本が溢れているようで、神保町らしさを彩る大事な要素のひとつだったのだが、最近になっていくつかの本棚が消滅した。美しい佇まいを見せる矢口書店はその数少ない生き残り。古書店の魅力は本を通して時間の経過を味わえるところだ。店舗自体も歴史を感じられるほうがいい

神保町・十一軒長屋 [散歩/千代田区]

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ビルの谷間に窮屈そうに佇む二軒の赤い屋根がかつて十一軒長屋と言われた店舗群の生き残り。昭和5年の建造だそうで左のメガネ店はまだ健在です。私が上京した1970年代の終わり頃は十一軒のうちまだ半分くらいは残っていたような気がしますが定かではありません。そういえば中古レコード屋がしばらく頑張っていました。むしろ良く覚えているのはこの右手にある芳賀書店の平積みエロ本の海とも言うべき風景です。店舗も当時は裸電球にバラックという闇市のような建物でした

秋葉原・3331 ARTS CYD [散歩/千代田区]

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2010年3月14日に開館したばかりの 3331 Arts Chiyoda を訪れてみた。都が廃校になった中学校の校舎をまるごと画廊に改造した堂々たる施設。各教室がそのまま展示ブースとなっているのだが、作品もさることながら進学校だったというその校舎を自由に歩き回れるのがいい。この自由な空間という感触はアートに接する場としては最重要なポイントだ。過剰な「触るな・撮るな」の注意書きや、係員の監視が厳しすぎると心穏やかに鑑賞できない。目黒区美術館や庭園美術館(これも目黒区だなあ)が特に辛かった。その点この画廊はとても鷹揚。おっとりとした気分で作品を鑑賞することができてたいへん気分が良い。画廊と美術館という肩書きの違いがあるせいなんでしょうかね。このノリのままで都会に空いたエアポケットとして末永く繁栄することを祈ります
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